ヘルペス性口内炎

ヘルペス性口内炎はウィルスが原因のウィルス性口内炎です。
舌、口唇、歯肉が赤く腫れる症状で、
とても痛く熱を伴うことが多いです。
有名な、皆さんも耳にしたことがあるであろう
ヘルペスウィルスに感染することで
引き起こされる口内炎
ですね。

やっかいなのはいたるところに出来ることです。喉もあります。

子供が発症するケースが多いと思います。

高熱が出たり、痛みが激しかったりとつらい口内炎ですが、ご安心ください。
特効薬がありますので、その薬を使えば治ります

ヘルペスは、早めに薬を使えばすぐに収まっていきます

 

このサイトをご覧になってから、
もしもご自分、もしくはお子様がヘルペス性口内炎っぽいなと思ったら、
すぐにお医者さんの診察を受け、
ヘルペスに対応する抗ウィルス薬を処方してもらうようにしてください。

原因

ヘルペス(単純疱疹)というウイルスが原因となる感染症。
そのウィルスが口腔内に影響した結果が口内炎になります。

特に幼少期にヘルペス性口内炎が発症すると、症状がきつく、高熱と痛みがあります。

更に、
その際のウイルスが体の中にずっと残り、大人になってから再発することもあります。
大人の場合は、疲れたり抵抗力が弱った時に再発すると言われています。水疱瘡と似ていますね。
再発した大人や感染中の子供からうつることもあります。

なお、ヘルペスウィルスによる感染症の種類は他にも複数あり、
口内炎になる人は全体の中ではあまり多くはなく1割程度と言われています。

特徴

  • 38を超える高熱がしばらく(数日)続く
  • 口の粘膜に小さな水ぶくれが複数できたり、歯茎・舌などが赤く腫れる
  • 痛い
  • 子供の時(生後半年以降 ~3歳くらい)にかかることが多い
  • ヘルペス性口内炎はまず高熱の症状で始まり、3日頃までは口内炎は見られない事が多い

 

俗に、口唇ヘルペス持ち、と言う人がいますが、
それは一度かかるとウィルスを保持し続けるからです。

日本人は20~30代で約半数、60代以上では大半の人が感染しているらしいです。
世界で50%とも言われていますので、多いですね。

それが抵抗力が弱ると再発します。
同じヘルペスウィルスである水疱瘡も同じモデル(?)でして、
大人になって抵抗力が弱ると帯状疱疹という病気で発症することがありますね。

 

参考として画像・写真があります。コチラを参照

YahooやGoogleの画像検索でも海外含め、画像・写真での症例が見れると思います。

 

発生する場所

舌、口唇、唇のわき、歯肉などに発生します。

唇の外側にも広がることがあるようです。また、喉に出来ることもあります

喉だけに出来た場合、ヘルパンギーナと間違うことが多くあります。
熱が長引いている場合はヘルペスの可能性が高いように思えます。

痛み

とても痛いと言われています。
わたし自身は感染したことがないので説明がうまくできないのですが。。

歯茎が腫れ上がり、歯が埋もれるのではないかというレベルまでいってしまうこと
もあるそうです。触れるだけで痛く、時には出血も伴います。

その痛みのために、飲んだり、食べたりするのが非常に困難に。

治し方

特効薬がありますので、出来る限り早く飲むことが大事だと思います。
怪しいと思ったらすぐ病院に行くようにしましょう

特効薬として、メジャーなのがゾビラックスという抗ヘルペスウィルス剤です。
他にはアルセナバルドレックスという抗ヘルペスウィルスの薬もあります。

併発しているであろう熱や痛みを抑えるために解熱鎮痛剤を病院で処方されることもあるようです。

薬を処方された後は、水分を十分取って休めば2-3日で一気に回復するようです。

期間

潜伏期が数日から10日程度あり、症状自体は10日近く続くことが多いようです。

完治しないと、ほかの人へ伝染することがありますので、
しっかり治してから会社や学校、幼稚園に行くようにしましょう。

予防方法

子供に伝染させないためには大人の注意深い配慮が必要です。

感染した大人との接触は出来る限り避ける形で感染を防ぎましょう。

キスなどはもってのほかですし、、唾液の中に多くウィルスがいるでしょうから。。
タオルや食器からの感染もありえます。

大人の再発を防ぐのは、、運頼みな気がしますよね。
疲れずに生きていけるほど世の中あまくないですし。。

とはいえ、体に無理がかかってるなと思ったら、
ヘルペス性口内炎に限らず十分休むということは、
万病を防ぐうえで必要なことでしょう。