口内炎になりにくい体質へ
改善していくための方法に
ついてご紹介します。
口内炎が出来る人の中には、体質的に1回で複数個できる人や、治っても
また何度も繰り返して口内炎が出来てしまうような、口内炎が出来やすい
体質の人がいると思います。
ただ、医学的には原因は千差万別でしょうし、完全に口内炎を予防すること
は不可能だと思っていますが、一般的によくある口内炎(アフタ性口内炎)
を以前と比べて、大幅に口内炎の発生率・発生頻度を下げることは可能だと
思っています。
口内炎が出来にくい体質にして、口内炎が出来ない体に近づこうという
試みです。
口内炎を予防すること、口内炎が出来にくい体質に改善すること、この方法は、
わたしなりの決め打ちですが、以下のポイントをおさえることではないかと思います。
- 口の中を清潔に保つ、口の中の細菌を減らす
- 口の中の粘膜を弱くしない
- バランスの良い食事(ビタミン含む)
ストレス、疲れもよく言われますが、なかなか予防できるものではないですよね^^;
もしストレスや疲れが原因で口内炎になったで、もはや早く治すしかないと思っています。
せんべいやポテトチップスのような固い食べ物を食べて口の中に傷が出来た時、
そもそも口の中を噛んでしまった時の傷から生じる口内炎も未然に防ぐのは難しいので、
同様に観念して早く治すしかないですよね。
では、それぞれどうやって実施していくかを考えてみましょう。
口の中を清潔に保つ、口の中の細菌を減らす
これは口内炎の進行を止める(治す)の方式と基本的には同じです。
細菌の数を減らすことにより、口内炎の発生要因をおさえることに
なります。
具体的には、
- 殺菌効果のある洗口液でうがいする
- 歯磨きをする
です。
うがいに関してですが、リステリンやイソジンを常時使うと逆に口の
中を弱める懸念があるので、普段は弱めのものを使うようにしています。
水のうがいだけで済ませることもあります。
細菌は寝てる間に多く増殖すると言われているので、朝のうがいは特に
気を付けています。
会社や学校があると日中は難しい人も多いと思いますが、わたしも朝の
他には、寝る直前に洗口液でうがいをするに留めています。
これだけで大きく違いがあります。
>>> 口内炎予防・体質改善の薬
口の中の粘膜を弱くしない
これはあまり知られていないことですが、大事だと思います。
口内炎の原因として口腔内の傷から細菌が入りこむ、という話は
お伝えしたと思います。これは、その細菌が傷に侵入しにくくする、
という方法です。
粘膜が弱くなり傷つきやすくなる理由は、
- 口の中が乾燥している
- 胃や腸の粘膜が荒れている(これが同じ消化器官の口にも影響するようです)
- 疲れ、病気、ストレス、不規則な生活や不摂生、これらによる体力低下
が主にあげられるのではないでしょうか。
口の中の乾燥を防ぐには、なるべく唾液が出るようにする、ことです。
難しいですが、口をあけたままにしない、あけっぱなしで寝ない、というのも効果的
なようです。
唾(だ)液は、細菌による炎症を防ぐためにひと役買ってくれます。しかし、ストレス、
ホルモンバランスの乱れ、疲れ、睡眠不足、風邪、などのときには唾液の分泌量が
減ってしまうのです。
唾液の量には個人差があるようで、唾液の量が多い人は口内炎になりにくいとも
言われています。
次に紹介する方法は、「口内炎の進行を止める(治す)」の記事で書いた
- 牛乳と酢の混合ドリンクを飲む
という方法です。
これを週に1,2回飲むことで胃や口内の回復を助け、口内炎の予防に役立てるという
やり方になります。
バランスの良い食事(ビタミン含む)
あえて抽象的な表現にした理由は、一般的に、口内炎と言われれば、
ビタミンB2、ビタミンC、亜鉛、そしてマルチビタミンといったサプリメントを
摂取すれば良いのである!
という話は皆さんもよく聞かれると思いますが、わたしの経験としては、
はたして本当にそうかな?
と思っています。。
もちろんそれぞれ単体で考えれば、ビタミンなどは当然ながら体に必要なものです。
その欠乏が口内炎の原因になっていることもあるのだと思います。
ただ、わたしはそれらサプリメントやビタミン剤だけを単体で摂取することが
口内炎予防に繋がるとは思えませんでした。
効く場合ももちろんあるでしょうけど、たまたま飲んだら治ったと思っていた
のが、実は飲まなくても治ったのかもしれませんし。。。
偏食による栄養の偏りやビタミン不足を根本的に改善しない限り、本当の
口内炎予防であり体質改善にはならないのだと思っています。
ストレスや疲労や睡眠不足も同様です。
こう言ってしまうと「それが無理だからサプリを、、、」と思われるかも
しれませんが。。。
わたしは医者、化学者ではないので真偽は正直わかっていないのですが、
ビタミン剤は薬品(材料が酸)なので徐々に口の粘膜は弱くなり、口の中の細菌
も繁殖しやすくなる、という話もあります。
ビタミン剤、栄養ドリンクの中には、天然ではない人工科学ビタミン剤も多く
あるので、逆に口内炎を慢性的に引き起こすことになる、という症状もあります。
ちょっと怖いですよね。
気にしすぎなのかもしれませんが、可能な限り食事の中でバランスよく必要な
栄養を摂取するのが何より近道であることは間違いないことだと思っています。