カタル性口内炎 画像 写真

カタル性口内炎は、物理的刺激によって発生する事が多いです。

別名は紅斑性口内炎と呼ばれています。

アフタ性口内炎とは症状が異なります。

 

主な原因

物理的刺激によるもの

  • 入れ歯、尖った歯、義歯、金冠などの歯と口の粘膜の接触によるもの
  • 歯並び等の歯科矯正器具と口の粘膜の接触によるもの
  • 熱い食べ物や飲み物による口の中の火傷(やけど)
  • (特に子供の場合) 指をしゃぶったり、異物を口の中にいれることによるもの

それ以外

  • 虫歯、歯槽膿漏、歯周病による口の中の不衛生状態によるもの
  • 胃腸の不調からの部分症状
  • 疲労、風邪によるもの

外的・物理的刺激によって口の中の違和感が気になりだした時に、次に記載する
カタル性口内炎の特徴に当てはまる症状が見られた場合は、比較的わかりやすく
原因と対応が考えられるとおもいます。

特徴

カタル性口内炎の特徴は、口の中の粘膜が赤く腫れる(炎症を起こした状態)症状
です。赤い斑点状のものが出来たり、白くただれたりすることもあるようです。

白い円形でわかりやすい口内炎が出来るアフタ性とは違い、健康な粘膜との境界がなく
腫れていく事が多いので、アフタ性口内炎と比べてわかりにくいのも特徴です。

また、口の中が熱く感じられたり、唾(だ)液の分泌量が増えて、口臭が発生すること
も特徴といえます。

食事において味覚が鈍る、食欲が低下するという症状もあります。

カタル性口内炎

 

(その他も画像あります。コチラを参照。)

発生する場所

口の中全体に起こることもありますし、唇や頬の裏側、舌に発生するようです。

痛み

あの痛いアフタ性口内炎と比べると、ソフトなやつです^^

潰瘍ができるわけではないので、痛みは強くないと言われています。

わたしは、カタル性口内炎が出来た記憶がありません。。
小さいころ矯正していたときに口内炎が出来ていたはずですが、頻繁に口内炎を
煩っており、アフタ性との区別が記憶の中にはありません。。

食べ物や飲み物でヒリヒリ痛むことがあるようです。

治し方

まず、物理的刺激が原因だった場合は、その状態が続かないようにするのが
治療のスタートになります。

たとえば、歯科矯正器具が口の中の粘膜と摩擦が起きるような状態であれば、
それを矯正歯科で調整してもらいましょう。

歯科医院で口内炎も見てもらえると思いますので、一石二鳥ですね。

 

一方、物理刺激が原因ではない場合はどうでしょう。

虫歯や歯周病による不衛生が原因だった場合は、当然ですがすぐに歯磨きや消毒
などで清潔な状態にもどしてあげることが大事です。

 

清潔にするという治療方法はアフタ性口内炎とも共通してるようですね。

>>> 治し方の詳細はこちらの記事を参考にしてください。

 

風邪や体調不良の場合は、体調が戻るとともにカタル性口内炎も治っていく
ことも多いようです。

期間

1週間~10日ほどで治ることが多いようです。

ただし、繰り返したり長期化している場合は危険なのですぐに病院で相談
するようにしましょう。

予防方法

基本的には治療方法と同じです。

  • 物理刺激の原因があれば、歯科医院等にいき調整する
  • 口の中を清潔に保つ

 

アフタ性口内炎の予防方法と近い部分が多いので、こちらも参考にしてください。

>>> 予防方法についてはこちらの記事

>>> 口内炎を治す薬の詳細はこちらの記事を参考にしてください。

 

お時間がない人は、凄く簡単にまとめた口内炎治療法があるので見てください!

>>> 口内炎の治し方 簡易 即効性で治りが早い 自分ですぐ出来る 早分かりまとめ