症状は?
呼吸器系に症状が出るので、
激しい咳
です。
あとは、
高熱
です。
大人の症状は?
風邪程度で収まる傾向が強いです。
大人が感染して重くなるのはレアケースです。
子供から大人に、家庭内でうつってしまうことが多いですね。
いつ流行るのか?
乳幼児の間で冬に流行ります。
9月から、特に10月から12月にかけてはじまり、
春の3-5月くらいまで流行は続いていきます。
なかなか民間にはこの感染症の存在がそもそも浸透しておらず、
かかったとしても、
風邪と間違って認識していることは多い病気ですね。
感染する対象年齢は?
2歳までに子供はかかります。
多くは風邪の症状程度で収まるため、
特に
RSウィルスにかかったな
と意識することなく終わってしまいます。
しかし、運が悪いと
RSウィルス特有の
激しい咳と高熱の
症状が発症します。
時に、命にかかわる危険性もあるため、
咳が出ているときは注意してみましょう。
乳幼児も発症するため
致死率が1-3%あります。
乳児では入院することもあります。
予防接種は?
RSウィルスへの特効薬はありませんが、
シナジス(パリビズマブ)という予防薬はあります。
米国や日本国内の臨床試験で安全性と有効性が確認されていますが、
非常に高価で、子供には保険適用がされますが、大人には適用されません。
いずれにせよ、かかりつけの医師に相談するのが良いと思います。
感染期間・潜伏期間
潜伏期間は 2-5日程度。
発熱、鼻水、咳のRSウィルス症状が出てから、
おおむね
1-2週間程度で治癒することが多いです。
伝染する期間・ウィルスが持続して残る期間
発症から、
これも1-2週間、
長くても3週間あれば
ウィルスは排出されます。
症状が続く期間と伝染期間を見てみると、
それほどかい離が無いため、
症状が治まっていれば、感染リスクは低いと言えましょう。
感染経路
呼吸器飛沫(咳・くしゃみなどから)と、
感染者の呼吸器からの分泌物がついたものを触る
ことで感染することがあります。
この辺は風邪と同じでしょう。
登園許可は?
幼稚園・保育園への登園、学校や会社へ行くことの判断は
特に定められたガイドラインはありません。
感染防止に努めたうえで、
症状が無くなってからであれば
大丈夫とされることが多いでしょう。
口呼吸を鼻呼吸に変えるだけで、RSのようなウィルス感染を防ぐことが出来ます
詳しくはこちらを見てください。