ニコチン性口内炎 画像 写真

ニコチン性口内炎というのは、
読んで想像できる通り煙草(タバコ)が原因の口内炎についてです。

タバコが原因で口の粘膜、特に上の口蓋部分が白くなり、分厚くなってしまう口内炎です。
発症する人はへヴィスモーカーやチェーンスモーカーに限られると言ってよいでしょう。

明らかに原因は喫煙であり、
喫煙をやめることで改善するので大丈夫なことが多いのですが、
煙草の悪影響は皆様ご存じのとおりで、
ニコチン性口内炎においても癌に発展することが指摘されています。

 

「口内炎の原因」にも書きました(主にアフタ性)が、口の中の乾燥が大敵であることは
口内炎の世界においては、重要な判明している事実であり、
煙草も口の中の乾燥と関係しています

>>> 「口内炎の原因」詳細はこちら

原因

煙草吸ってるとそんなに意識しないのですが、

  • 煙草の吸気は熱く、そして乾燥している

という事実があります。

その煙草の乾燥した空気が口腔内を乾燥させ、口内炎を出来やすい状態にするわけですが、
煙草の吸気による熱気が火傷(やけど)状態を作ることがあります。
これは短期的ではなく、長期的・習慣的に煙草を大量に吸っていることでなります。

ちなみに、ニコチン性口内炎は煙草が原因ではありますが、
煙草に含まれるどの成分が影響しているか、ということまではわかっていないようです。

特徴

最初は赤い発疹が出来て、
そのあと白くなり口の上の口蓋が皺(しわ)状になり分厚くなります。
口蓋ニコチン性白色角化症とも言われます。

痛みなどは伴わないことが多いですが、しみることもあります。

 

参考として画像・写真があります。コチラを参照

YahooやGoogleの画像検索でも海外含め、画像・写真での症例が見れると思います。

 

治療方法

口の中を清潔にすること、喫煙本数を減らすこと、もしくは禁煙すること
これにつきますし、これ以外は無いでしょう。

禁煙・減煙することで数週間から数か月あれば改善します。

予防

煙草はニコチン性口内炎に限らず口内の不衛生、乾燥へ繋がるので
どう考えても口の中、口内炎にとって最悪の組み合わせであることはみなさんも
想像できると思います。
煙草によりビタミンB群も減ってしまいますし。

飲んだ時の煙草はわたしもなかなかやめられないのですが。。。
ビールで乾燥させないようにしますから・・・、なんて。。

飲み会、食事の後のうがいや洗口だけは欠かさずやるようにしています。