口内炎になってしまう原因は様々ですが、特にアフタ性口内炎だと
その原因と、口の中の状態が以下のような状態にあると、
- 口の粘膜が弱っている
- 口の粘膜に傷がついている
- 口の中に細菌が増殖、活性化している
口内炎になりやすい状況にあると言えると思います。
細かく原因を見てみますと、
胃腸障害
口腔と同じ消化器官として、影響があります。胃腸の調子が悪い、
荒れていると口内の粘膜にも悪影響が出てきてしまいます。
生活・栄養バランスの乱れ、ストレス・疲れ・寝不足
偏食によって栄養のバランスが乱れたり、ストレスや疲れによる
ビタミン消費も原因になります。
煙草によってビタミンCが失われるという話もよく聞きますね。
安易にビタミン剤に頼るのも控えた方が良いという話もあり、
ビタミン剤によって口の粘膜が痛み、口内炎の発生を助長する
可能性があります。
口腔内の粘膜を修復したり、免疫力の向上を助けてくれる
ビタミンB群やビタミンCの摂取が口内炎には効果的です。
参考となる食品の例は以下です。
ビタミンB群:レバー、卵、大豆、乳製品など
ビタミンC:柑橘類、いちご、アセロラ等 果物類
ブロッコリー、赤ピーマン、小松菜
頬の内側・唇を噛んでしまう
これは仕方ないですが、突発的におきますよね。
わたしの経験としては、1つ口内炎があると、そこに食べ物が
触れるのを避けるためにいつもと違う噛み方をし、そのせいで
別なところを新たに噛んでしまい、めでたく2つ目の口内炎が
誕生するというケースが多かったです。。。
歯の噛みあわせが悪い人は慢性的に噛んでしまうというケース
もあるみたいです。
口の中を傷つけてしまう
これも噛んでしまうことと同様に致し方ない面もあると思います。
歯磨きの時に傷が出来てしまったり、堅い食べ物を食べる時に
知らず知らずの間に傷がついてるようです。
ポテトチップスなどの堅いスナック菓子は、傷をつけるリスクも
あるし、口の中の細菌を増やす恐れもあるので、非常に口内炎と
相性が良いというか悪い食べ物なんだと思います。
わたしの経験でも、ポテトチップスを特に夜食べた時の口内炎の
発生確率はかなり高かったです。
今はポテチを食べた後、リステリンなどの洗口液を使って、必ず
うがいするようにして口内炎を防いでます。
火傷も同様に傷から口内炎を作る可能性があるようです。
口の中の乾燥
口の中の唾液分泌量が減り、ドライマウスや口腔乾燥症という病名
があるほど、乾燥は悪影響をもらたします。
これは意外に知られていないのではないかと思います。
原因はこれも様々ですが、口呼吸、薬の副作用、ストレス、喫煙、
また糖尿病や腎不全などの重い病気の事もあります。
唾液(だえき)には、汚れを洗い流す自浄作用があります。
また、粘膜を保護したり修復する力や、歯を再形成する再石化作用、
抗菌、むし歯を防ぐ作用などがあり、口を正しく保つのに必要です。
口が乾燥し、唾液が減っていくと細菌が繁殖しやすくなり、
傷もできやすい状態になります。
つまり、乾燥した口の中は、口内炎ができやすい環境といえます。
お茶や水などの飲料や、ガムや飴などが効果的と言われています。
口の中の乾燥を防ぐ方法は、大きな問題としてインターネットでも
扱われているので別途わかりやすくまとめたいと思います。
口の中が不潔
口の中が不潔な状態で汚れていると、細菌やウイルスが
繁殖しやすくなり、乾燥と同様に口内炎ができやすくなります。
予防策としては、毎食後の歯みがきやうがいで、口の中を清潔に
するようにしてください。
お菓子の食べ過ぎ
お菓子にはビタミンを壊すものがあったり、食べ過ぎによる
口の中の粘膜を弱くしてしまうので、口内炎の大きな原因として
あげられます。胃腸にも良くないですので。
口内炎の場所
場所によって原因は変わりません。
上記に記載したことが舌、歯茎、頬の裏で同じことが多いです。
ただ、喉は普通の口内炎ではなく、
ヘルパンギーナ (>>> 詳しくはこちら)
ヘルペス (>>> 詳しくはこちら)
の可能性が疑われるため、
注意が必要です。
手足口病では喉に口内炎が出来ることはあまり聞いたことが無いです。
子供の口内炎の原因
これも基本的には大人と同じです。
治療も同じで良いですが、
子供にはリステリンやうがい薬は難しい場合もありますね。
>>> 詳しくはこちら