子供の口内炎

子供の口内炎、見ているだけでかわいそうですよね。

ご飯を食べる時もつらそうですし、痛みが強いと泣き出して何も
出来なくなってしまうこともあります。

子供の口内炎の治し方、治療方法ですが、基本的には大人と原因
や対処法は変わらないと思うのですが、注意したい点があります。

それは、

白い斑のアフタ性口内炎か? それともポツポツと複数出来るウィルス性か?

です。

ウィルス性かどうかを見極めるのが大事です。

 

子供がかかりやすいアフタ性以外の口内炎

ウィルスが原因で起こるヘルペス性口内炎、夏風邪の一種である
ヘンペルギーナ、そして手足口病。

これらは比較的子供がかかりやすい口内炎と言われています。

それぞれ症状が特徴的なので、ただのアフタ性口内炎じゃないかも?
と思う兆候があれば、すぐにお医者さんのところへ行きましょう。

 

通常のアフタ性口内炎、ヘルペス性口内炎、ヘルパンギーナの
口内炎の特徴を示す画像はこちらを参照してください。

 

子供のアフタ性口内炎の対処方法

基本は同じと書きましたが、イソジンやリステリンで何回もうがい
してくれるような子供であればよいのですが、なかなか難しいと
思います。

小さいとうがいという行為がなかなかできないですからね。

なので、やれることは可能な限り口の中を清潔に保ち、細菌を
除去することです。

年齢や個人差が大きく出てきてしまうとは思いますが、
水でのうがいや水飲みをすることで口の中を洗い流すことが
出来ますので、1つ効果があります。

同様に、こまめに歯磨きをし、口が乾燥する場合は、水やお茶を
口に含むと、細菌が洗い流され、清潔に保つことができます。

次に殺菌までできる場合です。

ピオクタニンブル, イソジンという消毒作業がある液体を
薄めて患部に直接塗るというのもちょっと荒っぽいですが
効果があるという報告があります。

実際に病院でピオクタニンブルを処方されることもあるようです。

アフタ性の症状であってもなかなか治らない、心配だ、という
場合はすぐにお医者さんのところに行くのが子供の場合は安心
かなと思います。

 

うがい薬や洗口液でうがいできると、
大人と同じ治療方法なので治りが早いと思います。

 

食べ物

ありきたりですが、
栄養バランスが良いものを食べれると良いですね。

最低限、水分は多くとれるように。

痛がる時の対応

解熱鎮痛剤を使う方法があります。

アメリカでは、痛がる子供にはすぐにこれを処方するそうです。

かかりつけの医師に一度相談してからの方が良いでしょう。

 

どのお医者さん、病院・何科に行けばよいの?

小児歯科が良いと思います。

ただ、近くにないこともありますので、その場合は、行ける範囲の
歯科口腔外科、耳鼻咽喉科、小児科などの先生に相談しましょう。