性行為感染症(STD)における口内炎 画像 写真

性行為感染症が原因、トリガーとなって口内炎が発生するケース
についてまとめます。

性行為そのもので口内炎が出来るわけではなく、性行為によって
ウィルス・細菌が伝染することにより口内炎が出来てしまいます

STDは性感染症を示す英語(Sexually Transmitted Disease)を略したものです。
性感染症は、昔は性病と呼ばれていた言葉ですね。
口内炎の原因は基本的に口腔内にあることが多いです。STDにおける
口内炎も、口と性器の接触を伴う性行為により感染します

 

口内炎の原因となるSTDは、
ヘルペス・梅毒・淋病・クラミジアなどがその原因として主にあげられます。

ネットでの報告や相談事例を見るとヘルペスが多いようです。
性器ヘルペスに感染している人から口を介してその相手に感染するというパターンです。

キスでも相手にヘルペスがうつり、ヘルペス性口内炎等に感染してしまい、
口内炎の症状が出ることもあります。
ヘルペス性口内炎が発生している間は注意した方が良いでしょう。

 

>>> ヘルペス性口内炎について

 

症状としては主に口腔内の粘膜に小さな水ぶくれのようなタイプの口内炎
が多く、ただれて熱や強い痛みを伴います。

 

STDからおきた口内炎は、通常の口内炎とは症状が違い、重い傾向があります。
思い当たる節がある場合は、病院にすぐに相談に行きましょう。
口内炎と単純に考えるのではなく、性病かもしれないという疑いをもって治療
を早めに受けるようにしましょう。

 

その他、HIV(エイズ)に感染すると、10%の人が口内炎を発症すると言われています。
データの出所は定かではないのですが、HIVの初期症状として口内炎が出来ることがある
のは確かな話のようです。

もちろん、口内炎を発症したからHIVを疑うというのはおかしな話ですし、確率も
相当低いものでしょう。もし気になる場合はHIV検査をしてみましょう。