NHKあさイチで放送された『イチおし 食べなきゃ損!れんこんの底力』を見て、れんこんの成分は口内炎にも絶対効果が高いはずだと思って調べたのですが、ビンゴ!、やはり効果があるようです。
そのれんこんの効果は、ムチンという成分によるのですが、即効性のある口内炎治療というよりは、口内炎の予防・体質改善に効果がありそうです。
ムチンの効果
れんこんに含まれているムチンの効果は、消化器系や呼吸器系の粘膜を保護してくれることにあります。
あさイチの放送内では、それが胃炎に効果的と放送されていました。
このサイトをいろいろ見られた方はわかると思いますが、
胃炎に効くということは、口の中の粘膜にも効果があると言うことです。
口の中の粘膜が弱ると、そこが口内炎になる可能性が高いため、口腔粘膜を保護することで口内炎を予防できます。
どれくらいれんこんを食べればいいの? 摂取量の目安は?
れんこん20-30g(2センチくらいの幅)を3ヶ月以上継続して摂取することで体質改善が期待されます。
れんこんのそのほかの効果は?
アレルギーや花粉症に効果が高いようです。
それはムチンではなく、れんこんに含まれるポリフェノールによります。
ポリフェノールといっても、その中には4000種類あるのですが、れんこんに含まれるポリフェノールは抗アレルギー作用として有効なポリフェノールが多く含まれているので、花粉症に効くわけです。
それにより、アレルギー性口内炎の予防にも繋がると思います。
原理的に、果物アレルギー(口腔アレルギー)にも効果があると思われますので、乳酸菌と並び、れんこんのポリフェノールは継続して摂取することでアレルギー全般に効果が高いと思います。
なかなか毎日継続するのが大変なんですけどね。。。
毎日続けやすいれんこんの錠剤タイプ
れんこん料理を毎日作るのは厳しいですし、サプリメントで無いかなと調べたら、ありました。
飲みやすい錠剤タイプはまだ商品の数は少ないようです。 粉末タイプはいろいろありますね。
「ムチン(mucin)」について
学術秘書
池田です。
「ムチン」は、動物性の成分です。
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/mucin/
日本国内でのみ拡散していた、「植物や発酵食品にムチンが含まれる」とする誤報の(「学術情報」という意味で)大本になっていた情報が訂正されました。
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食品工業辞典(日本食品工業学会編、昭和54年第1版発行)の用語解説の訂正について
2020/07/30
当学会の前身である日本食品工業学会編の食品工業辞典の「むちん[ムチン]」の解説について、現在の科学的知見から以下のように訂正させて頂きます。
(訂正前)
動植物より分泌される粘質物一般をいう。
(訂正後)
動物より分泌される粘質物一般をいう。
https://jsfst.smoosy.atlas.jp/ja/notices/71
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では。
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代表取締役社長 池田剛士(携帯:09041347927)
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