プロポリス。その名前を聞いたことがある人は多いかもしれませんね。CMや雑誌で見かけたことが多いのではないでしょうか。
バカに出来ない高額な商品として、CMや広告で売りに出されている、というイメージがわたしにはありました。
ただ、凄く愛用して、信用している友人もいたので、効果は半信半疑、自分で買うには高すぎるから買わない、そんなスタンスでした。
どちらかというと、口内炎特化の目的ではなく、総合的な体調管理・体質向上の目的で使ってる人が多いようです。
今回、口内炎とプロポリスに絞って調べてみてました。
口内炎は、話したり、食べたり、口を動かすたびにひどく痛むため、できてしまうと憂鬱ですし、できるだけ早く治したいですよね。
できてしまった口内炎には、巷ではプロポリスが効くといわれています。
繰り返しになりますが、プロポリスは、近年、健康食品としてとても広く知られていますから、名前を耳にしたことがある方は多いと思います。
これはそもそも何かというと、ハチの巣の建材です。
ロイヤルゼリーといい、蜂の巣のポテンシャルが怖いですw
ハチが木の樹液などを集め、唾液と混ぜてかみ合わせることで作られ、主に、巣にできた隙間を埋めるパテとして利用されています。
豆知識ですね。
これがどうして口内炎に効くかというと、プロポリスには高い抗菌効果や抗炎症効果があるとされています。
プロポリスには、ポリフェノールの一種であるフラボノイドが大量に含まれています。
強い殺菌作用や消炎作用は、このフラボノイドのおかげです。
お茶のフラボノイド、カテキンの殺菌作用はよく知られていますよね。
ハチは集団生活をする生き物ですから、1匹が細菌に感染しただけで巣一つが全滅しかねませ。
そこで、プロポリスを壁や床に塗ることで、巣全体を清潔に保っているのです。
なるほど納得、科学的な根拠があるんですね。
他の生き物が巣に入り込んだときも、死骸をプロポリスで包むことで腐敗をとめ、菌の繁殖を抑えるそうです。
プロポリスの殺菌作用の強さがわかると同時に、ハチのような小さな生き物がどうしてこのようなことを発見したのか、とても不思議ですね。
口内炎は口の粘膜に、細菌やウィルスが付着することで炎症を起こす症状ですから、患部を殺菌し、かつ炎症を鎮めるのがもっともシンプルで効果的な、根本的な治療法になります。対処療法にはなりますが。
プロポリスはたいてい、液状になって売られています。
使い方としては、患部に原液を直接塗布する方法がよく効くといわれますが、これはかなりしみて、痛みます。
痛みがつらい方は、適当な濃度に薄めてうがいをしたり、またはプロポリスには免疫力を回復する作用もあるため、そのまま飲む方法もあります。
一番負担を感じない方法を選ぶとよいでしょう。
キャンディーが出ていて、これが良いという人もいましたね。
さて、ここまでプロポリスについて良い点を書いてきました。
前回書いたマヌカハニー同様に、確かに効果はあるんだと思います。
しかし、口内炎対策だけに絞って考えてみると、あまりにも値段がつりあいません。
その他の効果が期待できるのかもしれませんが、わたしとしては、口内炎治療にプロポリスを使うことはオススメできませんね。
殺菌するだけならリステリンで十分ですしね。
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他にも効果が多様なので、そちらの効果を主目的として、口内炎が出来た時にもプロポリスをが使えると嬉しい、なんて人は良い商品かもしれませんね。