通常では1週間から10日、2週間くらいで治るとされる口内炎です。
1,2個の口内炎が大きくなってしまい、10日間くらいずっと治らずに痛い、というレベルであれば、比較的よくあることだと思います。
しかし、こんな時はちょっと注意しましょう。
治らない口内炎の危険なサイン
こんな兆候・症状はありませんか?
- 口内炎が2週間以上治る気配が無い
- 小さくなっていかない、痛みが引かない
- 直径が1センチ以上ある
- くぼんでいる
- 普通の口内炎と違う気がする
- 複数の口内炎がある
- 経験上、3-4つくらいなら出来てもおかしくない
- 5個以上あるとなんか不安になります
- 口内炎が大きく広がっていたり、膨らんでいる
- 水ぶくれのように
- 同じ場所に繰り返し口内炎が出来る
このような症状が出ている場合は、普通の口内炎ではなく、違う(重い)病気の症状として口内炎が出来ている場合もあるため、すぐに病院に行きましょう。
>>> 口内炎を発症・併発する病気
治らない口内炎の原因と治し方
その他の病気ではなさそうな場合は、通常の口内炎の治療方法を試すのが良いでしょう。
口内炎の原因の多くは口の中にあります。
- 口の中に細菌が増えていて、その細菌が悪さをしている。
- 口の中が乾燥していて、細菌が増える要因になっている。
- 食べ物の残りカスや歯垢、歯石がついていて細菌の温床になっている。
このような原因があります。
>>> 口内炎の原因の詳細はこちら。
ではどのように解消し、治りにくい口内炎を対処していくかみていきましょう。
治りにくい口内炎の治し方(即効性のある治し方)
口の中の細菌を殺菌消毒することで口内炎が治りやすい口内環境に変えていきます。
朝起きた後、夕飯後か夜寝る前に行うこと
- 洗口液かうがい薬を薄めたものでうがいをしてください。
- 喉をガラガラすぐうがいではなく、口の中・患部を中心にぐちゅぐちゅうがいします。
起きている間気を付けること
- 水をよく飲んでください。
- うがいできるタイミングがあれば水でうがいしてください。
- 特に食後は水でうがいをしてください。
寝てる間気を付けること
- 口の中が乾燥しないように鼻呼吸をしてください。
- どうしても口が開いてしまう場合は止めてください。
以上です。
詳細は以下を見て頂けると理解が深まると思います。
>>> 口内炎の治し方
>>> 口内炎を治す薬
不安なので病院に行きたい
皮膚科、耳鼻咽喉科、歯科、口腔外科で見てもらえます。
>>> 病院に関しての詳細はこちら。
寝てる間、口を閉じておく方法って?
口呼吸ではなく鼻呼吸を、と言われても、無意識の睡眠中の話は難しいですよね。
世の中には便利なツールがあるので、試してみるのも良いと思います。
危険ではない範囲で唇を閉じたまま固定してくれるアイテムです。
鼻呼吸で寝るということは、口内炎予防・治療だけではなく
- 口臭
- いびき
- のどの痛み
- ウィルスの侵入
にも効果があります。
下記に紹介するのは口呼吸改善の有名な商品です。
上の細菌の温床が最近の温床になってますよ
ご指摘ありがとうございます!
口内炎ができている間は、レタス類は食べない方が良い。